巻き肩はもう古い?「整体知恵袋.com」
こんにちは。
整体知恵袋のたなかひろやすです。
今日は「巻き肩はもう古い?」を
テーマにお話しさせていただきます。
最近、施術をしていて
気づかされることがあります。
先生の院にも恐らくこう言った患者さんが
来られていると思います。
それは、
肩をすぼめている(ように見える)姿勢。
これまでは
「巻き肩」
と言われるような、いわゆる
【上腕の内旋】
を呈している状態の人が多かったですが、
ここ最近、肩を
【上にすぼめている】
(寒い時に肩を上にあげるアレです)
状態の人が増えてきています。
これは、どうやら、
小胸筋の緊張が強くなってくると
おこってくるようです。
おさらいですが、小胸筋。
【停止】:肩胛骨の烏口突起。
【起始】:(第2)第3~5肋骨前縁。
【作用】:肩胛骨の下制。肩胛骨下方回旋。
肩胛骨が固定されている場合は
肋骨を挙上し吸気の補助。
この小胸筋が短縮すると、
烏口突起を下方に牽引し、
肩胛骨を前方へ傾斜させることがあります。
原因として考えられるのは、
3年を迎えるコロナ禍で生活環境が変わり、
テレワークが増え、パソコンばかりの生活、
パソコン触らないときはスマホをいじる。
呼吸が浅くなり、肋骨が引きあがらない。
人によりますが、
寝ながらスマホで肩胛骨の外転が強制される…
などなど、考えれば、
色々思い当たることはあると思います。
この場合、従来のように
巻き肩として、アプローチしても
症状改善はあまり期待できません。
先生の院に巻き肩(っぽい)の
患者さんが来られたら、
それは巻き肩ではなく、
すぼめ肩かも知れないので、
まずは小胸筋を観察してみてください。
ちなみに筋連結で観ると、
小胸筋は烏口腕筋、二頭筋の短頭、
外肋間筋と連結しています。
(と、いうことは、ということですよ?)
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今日はここまで。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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