受けとめ、それを認めよ「整体知恵袋.com」
こんにちは。
整体知恵袋のたなかひろやすです。
今日は
「受け取め、認める寛大さ」を
テーマにお話ししたいと思います。
今日の記事を読むことで、
「優れた療術家に必要なこと」がわかります。
先日、久しぶりにワタシが所属している
日本姿勢保健均整師会の本部講習会に参加してきました。
お題は「カウンターストレイン」
去年も12月に
カウンターストレインの講習会があったのですが、
日曜ということもあり、断念しました。
当然?今年も日曜だったのですが、
講習会の案内が10月に届き、院長(おじい)に話すと
「おぉ。ウチでつこてるやつか!!
行ってきたらえぇがな」
ということで、参加してきました。
このテクニック、
ウチでも使ってはいるんですが、
ワタシはどうも上手く使いこなせない感じ。
おじい(院長)は結構、昔から使ってはいるんですが、
本に書いてある通りにしていないので、
果たしてそれが、本当なのか?
(結果が出ているから本当なんでしょうが)
カウンターストレインの考案者の
弟子先生に習ったと云う先生が
講師先生ということもあり、
講習会費以上のものを持って帰ろうと、
ギラギラで参加してきました。
目的はただ一つ。
実際に使っている先生の「刺戟」を体感すること。
当然、手技なので、モデル(受者)が必要。
ワタシ自身、左腰の違和感が出たり、出なかったなので、
腰回りのテクニックの時に、
モデルで受けさせてもらいました。
その刺戟は、おじい(院長)のそれとは全く別モノでした。
思わず「本当にこの圧(刺戟)なんですか!?」と聞いてしまったほど。
このブログで、ワタシも偉そうに
刺戟の圧、強さに関して色々、言ってきましたが、
ワタシの想像を超えるくらいの軽さ、柔らかさでした。
それでいてきちんと反応(結果)が出るわけですから、
刺戟はやはり弱い、軽い、柔らかいがいいのだと。
講師先生に
「ウチでもカウンターストレインを使ってはいるけれど、
圧がかなり強めなんです」と伝えると、
「それで変化が出れば、
それがその人のやり方だからいいんじゃない?」と優しいお言葉。
講師先生自身、
カウンターストレインを考案された先生の弟子先生に
教わっているのにも関わらず、それにおごることなく、
刺戟の強さに対して、否定せず、
「効けばそれでいいんじゃない?」的な返しに驚きました。
操体法の橋本敬三先生(故人)もそうでしたが、
「いいものは、いい」と認める度量というか、
相手の考えも受け入れる気持ち、
心の広さを持つことが、
優れた療術家に必要なパーツの一部、、
…なのかもしれないと感じました。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◇◆◇ 今日はここまで。 最後までお読みいただきありがとうございました。 ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇ 【整体知恵袋メルマガ登録はこちらから】 姓 名 メールアドレス