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その痛み、本当に顎関節症?「整体知恵袋.com」

 2024/04/25 症例紹介 身体均整法
この記事は約 3 分で読めます。 484 Views

こんにちは。
整体知恵袋のたなかひろやすです。


顎(TMJ)の調子がよくないって人、来ますか?

もし、来るのなら、
ぜひ、聞いておいてほしい話です。


以前から定期的に来られる患者さん。
色々と体中の痛みを訴えるのですが、
その中にいつも「顎が痛い」というのがあります。

おじい(院長)が施術に入る時は、
顎の開閉で調整するんですが、
次回来られる時にはまた痛くなっている。

ワタシが施術させてもらうときは、
色々と試させてもらっていて、

 頸椎3番4番はもちろん、 
 温溜(前腕のツボ)、
 恥骨だったり、
 環椎だったり、
 
顎の調整に効くとされているポイントを操作します。

が、

やっぱり痛みというか、開閉痛は戻る。


そして、今回。
話の流れで
「三叉神経痛が出てきている」
と言われたんです。


ん?三叉神経痛?
もしかしたら、顎の痛みは「TMJ」じゃなくて、
三叉神経からきてるんじゃないのか?

と思ったわけです。

そうとなれば、開くは
身体均整法の古典【類別克服法】


「三叉神経痛の克服法」
に示されている場所を観てみると、
確かに反応が出ている。

そこを触りながら、
クチの開閉動作をしてもらうとなかなかいい感じ。

ということで、
他の操作部位も調整。


いつもは、

「まだ…」

とか

「なんか違和感が…」

と言われるのですが、
今回は「うん、なんかいいね」と。


何が言いたいかというと、

『患者さんの言う症状に惑わされない』

ということ。


この患者さんもず~っと

 「顎が痛い」
 「口が開きにくい」
 「口を開けると横にずれる」

というように、
よくある顎関節症の症状を言っていたんです。


でも今回、本人の口から、

「久しぶりに三叉神経痛が出てさぁ。
歯は痛いし、鼻は痛いし、目の奥も痛くて…」

なんて言うから、
二人で「もう三叉神経じゃんw」って。


これに限らずですが、


もし、先生の院でも

「同じ症状が長く続く」
「なかなか改善しない」

なんていう患者さんがいたら、
違う視点で観てみてください。

患者さんが訴える症状名ではないかもしれませんので…


◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◇◆◇
今日はここまで。
最後までお読みいただきありがとうございました。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

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田中博康

田中博康

高校卒業後、整体(身体均整法)の専門学校へ。その後、柔整の専門学校へ。卒業後の3年間はカイロプラクティック院に従事。ここでAKA博田法を含め、腰痛調整の基礎を学び、応用を会得、奥義を体得。2008年千葉県習志野市で整骨院を開業。2010年にセールスコピーライティングに出会う。その知識を使い、既存の患者さんにレスポンス型の様々なダイレクトメールの送付を開始。特に休眠患者の掘り起こし、既存患者のフォローアップ、リピート集客(患)が得意。主な実績として、328円で98,840円の売上。患者さんの声、44%の返信率。2年半休眠だった患者の掘り起こしCV12.96%。164円で12,000円の売上など。メディアは、ダイレクト出版発行 “Magazine”2014年4月、10月。No B.S.マーケティングレター2014年9月号にて事例紹介。
「痛みがなくても定期的に通いたくなる治療院を創る手書きはがきの匠」
好きなものは、プロレス(国内男女外問わず)、メキシコ、筋トレ(2010年ボディビル出場)

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