鼠径部の痛み、本当に鼠径部?「整体知恵袋.com」

こんにちは 整体知恵袋のたなかひろやすです。 「腰が痛い」という場合でも、 ワタシは股関節の状態、動きはマストで見ます。 仰臥位で膝を立て、 そのまま股関節を屈曲します。 この時、 鼠径部が詰まる、痛い、はもちろん、 膝(大腿部)が外に逃げる(外旋する)こともある。 この「詰まる」時、以前は、 (鼠径靭帯と見れば腹斜筋かな…)という事で 脇腹を見ていました。 でも、最近、 身体均整法の本を読んでいて 閃いたことがあり、今では、 「股関節が詰まる」 という場合 頸椎2、3番を見て、調整をしています 頸椎2、3番は鼻 鼻と股関節は関連性があり、 股関節を調整すると頭蓋骨の調整にもなります。 鼻と来れば副腎皮質ですから、 D11も見た方がいい。 そうなると、単なる股関節痛が もしかしたらストレスが原因なのかな? って話になってきたりします。 ストレスならD4かな? 前腕屈曲群、緊張していないかな? 大胸筋、どうかな? って色々と枝葉が伸びてくるわけです。 実は、原因は 「股関節そのもの」じゃないことが多い。 もちろん、器質的に痛めているのなら、 それが考えられることもあります。 が、人の体は 痛みを逃すことができる防御能力があるので、 たとえば── 屈曲していった時、 外旋していってしまうのなら腸骨筋 立て膝して、横に倒したとき、 鼠径あたりなら脇腹(帯脈) それが腸骨稜あたりなら中臀筋 …と言った感じで、臨床的に見ると、 股関節(周り)に痛みと言っても、 一般的に売っているテクニック本だけでは 解決できません。 股関節だけに捉われていると いつまで経っても よくなるものもならいのは、 こういった理由もあると思います。 ワタシの施術は、 動作のパターン”を確認することで、 本当のその痛み、患部から来てる?と 先ずは疑いながら進めていきます。 前述の頸椎2,3番の動き、圧痛を弛めて、 再度、股関節の屈曲や内外旋をすると、 患者さんは 「あれ? なんで…? え、痛くない…首なの?」 って不思議そうな顔をします。 でも、それこそが、体が 「そう、それそれ」って 反応してくれたサインなんですよね。
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今日はここまで。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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