同じ話をしない、という施術の話「整体知恵袋.com」

こんにちは 整体知恵袋のたなかひろやすです。
おじい(父)は予約の時間が遅い時間になると、 「帰るのが遅くなると、もうしんどいなぁ〜」 と弱音(?)を吐きます でもそのあとに続くのは、いつも決まってこう。 「昔はな、9時に終わってから 友達が飲んでるからって 新橋まで出て、終電で帰って、 また次の日、普通に仕事してたわ〜」 …はいはい、またその話(笑) それにしても、 よくまぁ、いつも同じ話を 狂いもせず喋れるなと感心する。 台本あるのかな?って思うくらい。 ワタシはというと── 基本、人に話した話は、 同じ相手に二度しない気構え。 結果が同じ話でも、 “どう持っていくか” “どう聞かせるか” って、あると思ってる。 そしてそれって、 施術にも通じる話だと思うんです。 同じ症状でも、 毎回同じテクニックばかりで対応してたら、 患者さんだって飽きる。 (あ、この流れね) (あ、いつものやつね) ってなった時点で、 たとえ身体が変わっても、 印象は残りにくくなる。 現に、 身体均整法の創始者の亀井先生が 昭和40年代の講義の中でも、 「同じテクニックは効かなくなる」と言っています。 だからワタシは、 「今日はどう攻めようか」 「どの角度でいくと反応が出るかな」 って、頭の中で 毎回シミュレーションしてます。 同じ目的でも、 アプローチが変われば、 やる側も新しい発見があるし、 患者さんのリアクションも違ってくる。 そういうのが面白いんよね。 施術って。 おじいの話がループするように、 施術だってループしはじめたら、 ちょっと黄信号かもしれない。 …とか言いながら、 ほとんど同じような アプローチばかりしてるけれど、、、
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今日はここまで。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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