こんにちは 整体知恵袋のたなかひろやすです。 施術に限らずマーケティング系の LPや広告でよく見るフレーズがあります。 「ワタシにもできたから、 あなたにもできる」 自信満々に言われると、 一瞬「そうなのかな?」と思いますが、 冷静に考えると── いや、みんなはできんやろ。 と思います。 施術の世界なんて特にそう。 同じ手順を教えても、 結果が出る人と出ない人がいる。 だから「誰でもできる」と言い切るのは、 そもそも無理がある。 でも最近、ちょっと思ったんです。 みんな同じやり方で できる必要はないよな、と。 施術は“自分の身体でやる”以上、 同じになるはずがない ・手の大きさ、 ・圧の入れ方、 ・目線、 ・重心の乗せ方、 ・癖、 ・経験値。 全部違う。 料理だって、 同じレシピで作っても 味が変わるのと同じで、 施術はもっと差が出やすい。 なのに 「ワタシにもできた。あなたにもできる」 というのは、 “誰がやっても同じになる前提” で語っている。 これは無理ゲー。 ところが最近になって、 この言葉の代替案として 腑に落ちるフレーズが出てきた。 それがこれ。 「ワタシにもできた。 あなたは“あなたの方法で”できる」 そう、 “同じ方法”じゃなくていいんですよ。 施術って、 ベースの考え方 物の見方 変化の捉え方 判断の軸 このあたりを共有したら、 その先はもう 自分の身体でやるしかない。 つまり、 結果を出す“形”は人それぞれ。 型は同じでも、 仕上がりは人によって違っていい。 できない理由は「才能」じゃなく 「自分の方法を持っていない」だけ できない人がダメなのではなく、 自分の施術の“地図”がまだないだけ。 逆に言えば、 地図さえ持てれば、 あとは自分の身体の癖に 合うように調整して、 “あなたの方法”が完成する。 そう考えると、 「できない」という言葉の意味も 少し優しくなる。 誰かのコピーじゃなくて、 自分のやり方を育てればいい。 LPみたいなノリで 「誰でもできる!」と言ってしまうと、 できなかったときに人が傷つく。 でも、 「あなたは“あなたの方法で”できる」 これは事実だし、 施術家にとってすごく救いになる言葉。 そんなことを、 最近ぼんやりと考えたりしています。
年末年始は時間が取れるので、 自分の方法とはなにか? どんな方法が自分のスタイルなのか? 内省するいい時間かも知れませんね
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
今日はここまで。
最後までお読みいただき
ありがとうございました。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
【整体知恵袋メルマガ登録はこちらから】
姓
名
メールアドレス