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主訴の痛む場所について「整体知恵袋.com」

Posted on 2020年12月24日2020年12月24日 by 田中博康

こんにちは。
整体知恵袋の田中です。

今日は「痛み」をテーマに
お話させていただきます。

この話を問診の時にしておくか
しないでおくかで、その後の患者さんの
先生に対する評価と言うか、
信頼感が変わってきます。

患者さんからしたら、
「痛いところは痛いところが原因でしょ?」と
なるんですが、それに対して患者さんに
説明する時に役に立つ話をシェアしたいと思います。

ここ数年、ついに、というか、
ようやくと言う感じで、
「痛みの原因は痛いところじゃない」的な
話が広まってきています。

痛みには【痛みの層】と言うものがあり、
患者さんが今、院に持ってくる痛みは
一番上の表層部。

直近の施術で、
今の痛み(①)が良くなってくると、
今の痛みを生み出してた過去の痛み(②)が出てくる。

過去の痛み(②)が和らいでくると、
それ(②)を生み出した過去の痛み(③)が出てくる。

その過去の痛み(③)が和らいでくると、
それ(③)を生み出した過去の痛み(④)が出てくる。

その痛み(④)が和らいでくると、
④を生み出した過去の痛み(⑤)が出てくる…

と言う風に、
今の痛みは“直近”で何かをした痛みではなく、
過去の痛み、不調、ひずみが重なって、
積み重なったものの結果。

例えば、①(主訴)が腰だとすると、
②は膝、③は足首…と言ったように
今の痛みは過去の痛みが関わってきます。

なので、患者さんの過去の痛みの履歴を
よく聞くことが非常に大事になってきます。

「先に言うと説明、後に言うと言い訳」
という言葉があるように、同じことでも、
先に言うか、後に言うかで
受け取る側も意識が変わってきますので、
先に言っておきましょう。

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
今日はここまで。
最後までお読みいただきありがとうございました。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

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