本当に仙腸関節がすべて原因なのか？「整体知恵袋.com」

こんにちは。
整体知恵袋の田中です。

今日は
「自分を信じすぎるのもよくない」
と言うことをテーマにお話させていただきます。

腰が痛い患者さんの話を聞いて、

「そこに出るのは仙腸関節由来だな…」
「そういう痛みは仙腸関節しかないんだ」

と断定するのはウチの院長。




果たして本当にすべての腰痛は
仙腸関節由来なんでしょうか？

私はいつも疑問を抱いています。

確かに、院長の仙腸関節調整で
瞬く間に腰痛が良くなる患者さんを
これまで何人もみてきました。

でも、同じところを痛めて再来院する
患者さんも見てきたのも事実です。

仙腸関節は痛みの根源、
と言うようなAKA。
今、発売されている
黄色い本の初版は1990年。

それより前…　言うなれば、

オステオパシーは1874年
カイロプラクティックは1895年からあるわけで…

じゃ、30年前よりその前の腰痛って
みんな良くなかってなかったのか？
と問われれば、答えは
間違いなく「No」でなわけで…

でも、今なお、腰が痛い人が
蔓延していることを考えると、
明確な解決策が出ていないということを
証明していることと捉えらられるので、
Noとも言えないこともない気もします
（なんのこっちゃ）

何が言いたいかと言うと、
自分のやり方、テクニックに
信念を持つことは大事なんですが、

痛みと言うのは見えないし、
客観的に表せるものでもなく、
人によって言いかた、表現の仕方、
感覚の受け取り方が違うので、
数値化できません。

患者さんが言ったことに対して、
経験を踏まえて、脳内で変換するのは
自分の知識以上には考えられないし、
知らないものは、どう頭を捻ったって、
改善策は出てきません。

そこに「自分の知らない何か」が
腰痛の原因であれば、
鍵穴に合わない鍵を入れて
ガチャガチャしているのと同じで、
いつまで経っても、鍵は開かない
（→腰痛は改善しない）んです。

時に、患者さんは
症状をうまく言い表せません。

患者さんから誘導尋問のように問診し、、
自分都合に置き換えてしまうと
ドツボにはまることがあるので、
柔軟な頭を持って対応しましょう。

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今日はここまで。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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