向上心が無くなったら、、、「整体知恵袋.com」

こんにちは。
整体知恵袋のたなかひろやすです。

向上心がなくなったら、もう終わり。
これ、最近しみじみ思ったこと。

というのも──
うちのおじい（父）は、
癌から復帰して、
今は週3日の午前だけ施術している。

80で大病しても
現場に戻ってるだけで、もう十分すごい。
喋りのキレも昔のまま。


ただ、施術となると……
ちょっと話が別になる。

仙腸関節だけは、
たぶん身体が勝手に動くんだと思う。
長年の習慣で、反射のように手が入る。
そこはもう職人芸の領域。

でも、患者さんと対話する場面になると、
昔からの“ぶった切りスタイル”が健在。

患者さんが何か質問しようとすると、

「それは年だ」
「みんなそう」
「しゃーない」

この三点セット。


患者さんも返す言葉がなくなる。
「しゃーない」で
納得して（させられて）しまう。


そのうえ最近は施術中に
本を読み返すことが増えてきた。

どこに何が書いてあるかは
かろうじて覚えているんだろう。


でも、よく話を聞かずに
「よし、分かった」
って言った瞬間。

あぁ、もう
（分かろうとしてないんだな）
って思った。

体の使い方も
生活習慣も変わっていく時代で、
昔のままの答えだけを握りしめていたら、
患者さんの身体は読み解けない。

技術が古くなるんじゃない。
向上心が古くなるんだ。

おじいを見ていて、思った。

人はできることが
減ってもまだ戦えるけど、

知ろうとする気持ちを
失った瞬間に終わる。


施術も、人生も同じで

向上心という火が、
どれだけ小さくても燃えていれば
前に進めるけれど、
その火が消えてしまったら……
もう道が見えなくなる。

だから、
ワタシは自分に言い聞かせてる。

技術より大事なのは、向上心。
向上心がなくなったら、もう終わり。

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今日はここまで。
最後までお読みいただき
ありがとうございました。
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