治療家の指を作る方法「整体知恵袋.com」
整体知恵袋の田中です。
もし、あなたが治療家ならば、
「手が目になる」
ということを聞いたことがあると思います。
確かに手が目になれば、
触診力が上がるわけですから、
患者さんの具合がよくないところが
分かりやすくなります。
治療後もその変化が分かりますし、
微細な骨の歪みも手(目)が
鋭敏になればなるほど、患者さんの
痛みの原因場所も早く分かります。
私が整体の専門学校の学生だったころ、
H田先生が
「手が目になるには10年はかかる」
と仰っていました。
具体的にどんな感じをもって
「手が目になる」
と言うのかはアレですが、
H田先生は少なくとも
「10年かかる」
と仰っていました。
また別の授業で、
I倉先生が、
「手(指)を敏感にするには、
畳の目を指先で数えろ」と教えてくれました。
なるほど。
それなら、なんとなくイメージできます。
最初は目を数えることは難しいですが、
デコボコしているのを感じることから
始めるのはちょうどいい練習になります。
もし、あなたが、「触診力がまだまだだな」とか、
自分がどれくらい手が目になっているのか?
力試しの意味でも、畳の目を指先で
触ってみるといいかもしれません。
でも、確実に手を目にするのは、
患者さんを触っていくしかないんですけどね。
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今日はここまで。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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