友達が院を閉めて思ったこと「整体知恵袋.com」
患者さんが定期的に通いたくなる
手書きはがき作成の匠 田中博康です。
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「オレ、もう院を閉めるんだ」
専門学校の同期とLINEをしていたら、
急にそんな話をしてきました。
そんな話をもらってから半年近くたち、
ついにこのお盆明けで院を閉めました。
そんな彼は学生時代、
整形外科に勤めていて、
レントゲンの読影もなかなか。
学生時代は、包帯の巻き方、
レポの流れなど、授業中に
ガンガン先生にツッコんでいました。
だからと言って、今の時代、
外傷の患者さんが整骨院に
わんさか来るわけでもないですからねぇ。
そんな友達に、この前、
「患者さんに院を閉めるって言った
らなんて言ってた?」
と聞いてみました。
そしたら、友達は、患者さんに
「えぇー。残念」
「それは悲しい」
と言われたそうです。
また、
「なんで閉めるの?」
とも。
この時、私は、
「〇〇さんが来てくれないからですよ。
って言えばよかったじゃん」
と返したら、
「言ったよ」と返事が(笑)
言われた患者さんは、
困っていたそうですが…
これ、私も経験ありますが、
こんな感じのことをいう患者さんって、
大体、月に1~2回くらいしか
来ないんですよねぇ。ふしぎと。
恐らくですが、
接触点の少なさがあると考えています。
なので、ほぼ他人事の感覚でしか
思っていないし、そんな感覚でしか
話していないんだと思います。
話している患者さんには、
そんな認識はないと思いますが。
あとは、人は、
手に入れる喜びの感情より、
失う時の方が感情が揺れるから。
接触点が多いから、失う時の感情が
少ないと言っているわけではありません。
私の経験上、
接触点が多い患者さんは
「そうなの?」
「寂しくなるね」
「次、どうするの?」
というような前向きなことを
言ってくださる患者さんが
多いように感じます。
こう言ってくれると、
こちらもなんか清々しいというか、
あまり おセンチにならないで済みます。
なので、なるべく患者さんと接触点を
持つようにすることをお勧めします。
そのためには、
ハガキ、出していきましょう。
接触点が多いと、患者さんの生涯価値が
あがりますから、院に長く来てくれる率が
高まりますよー。
追伸:
ひとまず、7年間、お疲れ様でした。
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今日はここまで。
最後までお読みいただきありがとうございました。
痛みがなくても定期的に通いたくなる
治療院を創る手書きはがきの匠 田中博康
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