鍼灸業界にあって整体業界にないもの「整体知恵袋.com」
こんにちは。
整体知恵袋の田中です。
今日は
「鍼灸業界にあって、整体業界にないもの」
をテーマにお話させていただきます。
去年の11月から父親の院で
一緒に働き出してから臨床ノートを書いています。
そして、そのノートも、もう5冊め。
むかーし(15年くらい前)も
一緒に働いていた時にノートを書いていましたが、
その時は3年半くらいで18冊だから、
当時よりハイペースかも。
ノートには、
患者さんがどんな症状で痛めて、
どうすると痛いのか?
どんな検査をして、
どんな動きができて、
どんな動きができないのか?
どこが痛くて、
どこが痛くないのか?
検査の結果、何をして、その後、
症状はどうなったのか?
施術中で気になったこと、
新しく分かったことなど、を書いています。
自分しか見ないノートなのですが、
カルテより細かく書いています。
このノート、
1日に最低2~3人は書き、多い時は5人~。
それが週単位、月単位になるとなかなかのボリューム。
そして、ノートの利点としては、
昔のノートを見返すと、
この年の、この月は
こんなテクニックを使っていたんだ、
こんなテクニックにハマっていたんだ、
などが分かります。
そんな臨床ノートを書いていて気づいたんですが、
カイロプラクティックや
オステオパシーなど、
いわゆる「整体」にカテゴライズされている手技の
症例事例集って見ないですよね。
なんでなんでしょう?
鍼はあるんです。鍼は。
(何冊か持っているんでw)
鍼の症例事例集はあるから、
需要がないわけではないと思うし…
これは鍼灸に限らずで、
知り合いでコンサルタントでもあり、
コピーライターのKさんは、セミナーで、
自身の施策(チラシとホームページなど)を
例に出して、コンサルを売るのですが、
その時、よく聞かれることがあるそうです。
それは、
「うちの業界の事例はありますか?」
整体はもちろん、飲食、美容院、水道工事、
会計士、物販、ホームページ制作会社…
セミナーに参加している人たちは様々な業種ですが、
みなさん、口を合わせてるんじゃないかと思うほど、
「うちの業界の事例はありますか?」
と聞かれるそうです。
そりゃ、
他所の業界の成功事例を
見たり、聞いたりしても
それが自分の業界で、
どうカスタムして、
どんな風にプロモしていけばいいのか、
分からないですよね。
だから「自分の業界の事例」が欲しいんです。
話が若干、逸れましたが、
手技者より鍼灸師の方が
研究者気質の先生が多いのは
このせいなんでしょうかね?
手技者は、わたしもそうでしたが、
「イッパツでよくなる魔法のテクニック」
を求める時期があるんですが、
そんなものは存在せず、
日々の施術で、
積んでいくしかありません。
でも、それだと、
知れる症例は数が知れているし、
その先、難しい症状の患者さんが来たら、
頭打ちになる可能性もあります。
そこから、レベルアップするには、
鍼灸のような症例事例集があればいいのに、と
思うんですけどねぇ。
先生はカイロプラクティックや
オステオパシーなどの
症例事例集に興味はありますか?
追伸:
貯まった臨床ノートから、
症状を抜粋して動画を撮っています。
興味がある先生は
→ 症例事例集
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今日はここまで。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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