下半身の諸問題を解決する方法「整体知恵袋.com」
こんにちは。 整体知恵袋の田中です。 今日は 「下半身の諸問題を解決する方法」 をテーマにお話させていただきます。 今日の内容を知ることで 足が攣る、 歩く時に足が前に出にくい。 踵をつくと痛い、 ハムストリングスが緊張している 足首が背屈しにくい… など訴える患者さんがいれば お役に立てるはずです。 メンネルという人が書いた 「背中の痛み」という本に 【アキレス腱が機能低下を起こすと 腸脛靭帯が硬くなる】 というようなことが書いてあります。 逆を言うと、 腸脛靭帯が硬いと アキレス腱が硬いとも言える訳です。 そこで、腸脛靭帯の柔軟性を見る検査として、 オーバー兆候と言うものがあります。 ~・~・~・~・~・~・~・~・~・~ ①受者は健側を下にした側臥位。 ②整者は受者の後ろに位置。 ③整者は片手を骨盤、或いは大腿の下を把持。 もう一方の手は、 受者の足関節を把持して、膝を90度屈曲保持。 ④把持した下肢を外転、伸展さす。 ⑤腸脛靭帯の痙縮があれば、下肢は外転を保つ。 ~・~・~・~・~・~・~・~・~・~ “外転を保つ”とありますが、臨床経験上、 側臥で上になっている下肢を伸展すると、 膝の内側がベッドに付かない、 というような場合でも 陽性とみていいと思います。 そんな時、緩解させるといい場所として、 経絡で言うところの足の少陽胆経。 大腿の外側です。 特に大腿遠位にある3つの経穴。 ✓風市(ふうち) ✓中瀆(ちゅうとく) ✓陽関(ようかん) が重要なポイント。 なかなか硬さが取れない場合、 第4、5中足骨間近位にある 臨泣(りんきゅう)という経穴を しばらく圧迫することで、 上の3穴が緩みやすくなります。 下半身の問題を抱えている患者さんがいたら 腸脛靭帯の調整を取り入れてみては?
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