踵周りの痛み「整体知恵袋.com」
こんにちは。 整体知恵袋の たなかひろやす です。 JOINT PLAY(関節の遊び)を提唱した メンネルさんは言った。 「腸脛靭帯が硬いとアキレス腱が緊張する」と。 そんな訳で、それを踏まえた症例紹介を。 【左足(踵)の痛み】 40代半ばの男性。 若い時から運動をしています。 痛くなったのは一昨日。 問診を進めていくと、 痛くなった原因と言うのが、 「一昨日のその3日前に大会に出たんですが、 もしかしたらそれが原因かな」と。 (うんうん。なるほど) 歩いている姿を見ると、 跛行と言うか、 いわゆるビッコを引いている。 左足関節(距骨下関節)も硬い。 本人は「ここ(外踝)の後ろ側が痛むんです」と。 示した場所は経絡でいうところの、崑崙辺り。 (ほほう、そこならL5か?脛腓か?) なんて考えながら問診を続け、施術へ。 下肢なので、ハムスト、梨状筋を緩め… (あぁ、そうだ。メンネルが言ってたな) と思い出したのが冒頭の言葉。 で、 腸脛靭帯を探ってみると、 明らかに右と左では違う緊張感。 そこを緩め、 大腿外側なので、胆経の臨泣、丘墟を刺激。 その後、距骨下関節を調整。 で、結果は歩いても痛みはなく、 ちゃんと歩けるように。 もし、「アキレス腱周りが痛む」 というような患者さんが見えたら、 患部を診るのも大事ですが、 原因(痛めている場合)と 結果(痛い場所)は違うことがあるので、 注意して問診、観察してみてください。
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今日はここまで。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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