仙腸関節が全てではない「整体知恵袋.com」
こんにちは。
整体知恵袋のたなかひろやすです。
今日は
「仙腸関節が全てではない」をテーマに
お話ししたいと思います。
今日の内容を知ることで、
関節調整が痛み止りの全てではない、
ということが知れ、多方面からアプローチすることが
必要なんだと言うとことがわかります。
【自律系を調整するには運動系から。
運動系を調整するには自律系から】
と均整古典に書かれているんですが、
最近、ようやくこの意味が
なんとなく分かったような分からないような…
そんな気持ちになりました。
10月から月イチくらいで来られている50代後半の男性。
左屈すると左腰。電車で立っていても痛い。
そこから臀部、大腿の外側にも痛みがくることも。
左に倒しにくいと腎系統に
負担が掛かっていることが多いので,
D11/12あたりを見ると、硬くなっている。
本人も「そこいら辺がいつも痛い」と言います。
ですが、
結果から言うと、腎系統ではなかったです。
均整法的に観ると、
左に倒しにくいは右抑制型のフォーム(F)4。
重心とされる椎骨はC5、D6、L2とされている。
そこで右のD6を観ると…
椎骨の動きがよくない。
D6を押さえながら、左屈してもらうと、
「さっきより動くし、(痛みが)腰だけになった」と。
続いて、L2を圧して左屈してもらうと、
先ほどとは段違いに左屈の動きがつき、
二人で思わず「おぉ~✨行きますね🤗」
腎系統ではなく、肝系統でした。
細かく解説すると、
左C5、D6は肝を抑制。
L2は肝を収縮さす作用があるということが
脊髄神経反射で解説されています。
今回、この患者さんの症例は
肝の疲労が外に向けて悪さをしていたことが原因。
このあとで、仙腸関節調整をするとベストかなと。
(仙腸関節調整する前に症状が改善していれば、
触る必要はないと思います)
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◇◆◇ 今日はここまで。 最後までお読みいただきありがとうございました。 ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇ 【整体知恵袋メルマガ登録はこちらから】 姓 名 メールアドレス