寒暖差腰痛はあるのか?「整体知恵袋.com」
こんにちは。
整体知恵袋のたなかひろやすです
ここ最近、「寒暖差腰痛」
というワードを患者さんからよく聞きます。
「で、どうなの?」みたいに聞かれますが、
「今の段階ではちょっと違う気がする」
と言うのが色々なことに懐疑的なワタシの見解。
理由として、少し前、
「腰痛は脳の誤作動」と言うのが流行りました。
が、そんな話、今している人、いませんw
脳の誤作動の話もそうですが、
腰痛に対して手の施しようがない、
レントゲンで見ても「骨に異常はない」で終わる。
それでも腰が痛い人は減らないし、
改善しない人ばかり。
こういう状況を見たお医者さんたちの
言い逃れのような気がしてなりません。
人は理由があれば納得しますからね。
なんでも理由付けすれば、信じてしまう。
ワタシは常に手技で腰痛調整していますが、
仙腸関節調整以前の問題として、
腰椎調整で前屈出来なかった人が
できるようになったり、
捻じると痛いという人が
腰椎調整で捻じれるようになったり、
反らすと痛いと言う人が…(以下同文)
もちろん、年齢の関係もありますが、
腰椎調整でその場である程度、腰痛は
改善されるんですけどねぇ。
実は、【腰椎】に秘密があり、
かの野口整体創始者、野口晴哉氏は
腰痛が起きる原因として…
どの腰椎が痛むと、どんな動きが出来なくなるのか?
というのを昭和48(1968)年4月に開催された
初等講座の中で説いています。
その内訳はこんな感じ。
腰椎1番は大脳的な反射を起こす。
腰椎2番は左右の動き。
腰椎3番は寝返りできない。
腰椎4番はしゃがめない。。
腰椎5番は前屈ができない。
昔の話ではありますが、
温度差については言及していません。
仮に今はやりの寒暖差で腰痛になるのであれば、
いつも腰にカイロを当てている人の腰痛は
改善していくはずですが、
今のところそういう話も聞きませんし、
聞いても昔に「少し楽かな」程度の話だけ。
この腰椎の内訳、
ワタシも最近、蔵書で見つけたんですが、
実際、腰痛の患者さんに使ってみると、効果が著しい。
特に腰椎5番。
いわゆる、腰仙関節部。
前屈の70%はここで行われています。
なので、
「前に行きにくい」なんて人には
腰仙関節調整でかなり改善します。
(厳密に言うと、
腰仙部じゃないときもあるんですが)
運動系の調整をすることを生業としている以上、
流行りに乗らず、言い訳せず(笑)、
先ずはこういう部分(動作)から
アプローチしていくことが患者さんの
信頼を得る上で大切ではないかなぁと思います。
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