その痛み、本当に顎関節症?「整体知恵袋.com」
こんにちは。
整体知恵袋のたなかひろやすです。
顎(TMJ)の調子がよくないって人、来ますか?
もし、来るのなら、
ぜひ、聞いておいてほしい話です。
以前から定期的に来られる患者さん。
色々と体中の痛みを訴えるのですが、
その中にいつも「顎が痛い」というのがあります。
おじい(院長)が施術に入る時は、
顎の開閉で調整するんですが、
次回来られる時にはまた痛くなっている。
ワタシが施術させてもらうときは、
色々と試させてもらっていて、
頸椎3番4番はもちろん、
温溜(前腕のツボ)、
恥骨だったり、
環椎だったり、
顎の調整に効くとされているポイントを操作します。
が、
やっぱり痛みというか、開閉痛は戻る。
そして、今回。
話の流れで
「三叉神経痛が出てきている」
と言われたんです。
ん?三叉神経痛?
もしかしたら、顎の痛みは「TMJ」じゃなくて、
三叉神経からきてるんじゃないのか?
と思ったわけです。
そうとなれば、開くは
身体均整法の古典【類別克服法】
「三叉神経痛の克服法」
に示されている場所を観てみると、
確かに反応が出ている。
そこを触りながら、
クチの開閉動作をしてもらうとなかなかいい感じ。
ということで、
他の操作部位も調整。
いつもは、
「まだ…」
とか
「なんか違和感が…」
と言われるのですが、
今回は「うん、なんかいいね」と。
何が言いたいかというと、
『患者さんの言う症状に惑わされない』
ということ。
この患者さんもず~っと
「顎が痛い」
「口が開きにくい」
「口を開けると横にずれる」
というように、
よくある顎関節症の症状を言っていたんです。
でも今回、本人の口から、
「久しぶりに三叉神経痛が出てさぁ。
歯は痛いし、鼻は痛いし、目の奥も痛くて…」
なんて言うから、
二人で「もう三叉神経じゃんw」って。
これに限らずですが、
もし、先生の院でも
「同じ症状が長く続く」
「なかなか改善しない」
なんていう患者さんがいたら、
違う視点で観てみてください。
患者さんが訴える症状名ではないかもしれませんので…
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◇◆◇ 今日はここまで。 最後までお読みいただきありがとうございました。 ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇ 【整体知恵袋メルマガ登録はこちらから】 姓 名 メールアドレス