その首こり、本当にパソコンのせい?「整体知恵袋.com」

こんにちは 整体知恵袋のたなかひろやすです。
「首が凝って頭が痛いんです」 こんなふうに患者さんが言ったとき、 あなたの頭の中にすぐ“ある言葉”が よぎったこと、ないですか? 「そりゃ、パソコンのし過ぎでは…?」と。 でもちょっと待ってください。 それ、その人の話をちゃんと聞く前に、 自分の中で勝手に“答え”を決めていませんか? 「どうせデスクワークでしょ?」 これは短絡的で危険な思い込みです。 たしかに、 パソコン作業が原因の肩こり・首こりは多いです。 でも、全員がそうとは限らない。 たとえばデスクワークの人だとしても、
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ディスプレイは真正面か?
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右側?左側?それとも3台並んでるのか?
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机と椅子の高さは?足は組む? 背もたれに寄りかかる?
それだけで、 首の負担のかかり方はまるで違ってきます。 こういう背景情報を聞かずに、 「はい、パソコンのしすぎですね」 と即判断したら—— それ、もう施術じゃなくて占いです。 「首が凝る頭が痛い」 原因は…ヘルメットでした。 実際にあったケースです。 「首が凝って、頭が痛い」 と来院された方。 ワタシも最初は 「デスクワークかな?」と思いました。 でも話をよく聞いてみると… 立ち仕事。 しかも、毎日ヘルメットを被っている。 さらに詳しく聞くと、 こういう事情がありました。 その方、頭が小さくて、 ヘルメットのサイズが合わない。 最小に調整しても、 どうしてもガバガバする。 だから、動くたびに ヘルメットが頭の上でグラグラ揺れるんです。 これ、 首に負担がかからないわけがないですよね。 見ずに語るな、聞かずに触れるな 動きの確認もせず、話も聞かずに、 「パソコンのしすぎだろう」と 思い込んでテクニックを使っても、 結果は出ません。 それどころか、施術後にこう言われます。 「うーん、なんかスッキリしないですね…」 一方、きちんと“動き”を見て、 “どう体を使っているか”を 聞いた上で施術すると… 「えっ、なんでそんなことわかるんですか?」 と驚かれます。 それだけで信頼感はグッと高まるんです。 答えは、目の前の体が教えてくれる… 施術は、技術で決まるわけじゃありません。 その人の「日常」を想像できるか。 その人の「体の使い方」を観察できるか。 動きの確認(検査)とは、 言葉にならない“体の声”を聞く作業 …でもあるんです。 最後に あなたが持っている技術は、 きっと誰かの助けになります。 でも、それを活かせるかどうかは——
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「ちゃんと話を聞いたか?」
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「動きを見て判断したか?」
この2つで決まります。 もし今、あなたが 「なんで結果が安定しないんだろう」 と感じているなら、 その答えは、施術の前にあるかもしれません。
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今日はここまで。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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