「診れない」で終わらせない「整体知恵袋.com」

こんにちは 整体知恵袋のたなかひろやすです。
数年前。 交通事故にあったという方が来院された。 事故から3か月。 症状は、両手足のしびれ。 そのとき、 ウチではその方を診ることができなかった。 「うちでは対応できません」と、 帰ってもらった。 先日、ふとその方のことを思い出して、 「○○さん、どうしてるかなぁ」と 院長(=父、おじい)に言ったら、 「知らない。 あんなんうちでは診れない。 なんかあってからじゃ遅い。」 と、バッサリ。 たしかに、その通りではある。 責任の重さを考えたら、 無理に施術するわけにはいかない。 でも、 「そうだね」と同調して終わらせるのは、 施術家としては、 ちょっと違うと思っている。 たしかに、あの時点で施術はできなかった。 でも、「それでおしまい」にしてしまったら、 そこから先の「自分の伸びしろ」も閉じてしまう。 「今回はできなかったけど、 次に同じようなケースが来たら、 少しでも何かできるようになっていたい」 そのために、 何が起きていた可能性があるのか どの神経が影響していたのか なぜ両手足にしびれが出るのか そういうところから、 「調べる」だけでも、学びは始められる。 別に、 【今すぐ治せるようになれ】 という話ではない。 ただ、 「知ろうとする姿勢」を持ち続けること。 それが、 施術家としての「伸びしろ」だと思う。 「うちでは診れない」──それは現実だ。 でも、 未来の自分にとっての出発点にもなる。 その一言に終止符を打つか、 始まりをつくるか? それを決められるのは、自分しかいない。
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今日はここまで。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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