「今日は痛くないんだけど…」の、その先「整体知恵袋.com」

こんにちは 整体知恵袋のたなかひろやすです。 問診中によく言われる。 「ここが痛いのよ、先生」 それを聞いて、うちは動きの確認で 「どの動きで痛むか?」を 見ながら進めていく。 だから 「どんな動きで痛いの?」って 聞くんだけど── 「あ、今日は痛くないのよ〜。 たしか一昨日?いや、きのうだったかな?」 って返されると、ちょっと力抜ける(笑) こっちはもう 「どこから来てるか探すか」って 頭の中で動診のパターンを並べてる状態。 そこに「今は痛くない」ときたら、 「え、じゃ今日はもう…(帰ってもろて?)笑」 って思っちゃう(笑) でも、 そういう“いまじゃない痛み”の話にも、 ちゃんとヒントがあるのが またおもしろいところ。 ただ不思議なのが、 「今は痛くないけど…」って わざわざ言う人の心理。 構ってほしい? 話題作り? なにか気づいてほしい? あるいは、 身体はまだ違和感を覚えてるけど、 意識ではもう終わったことになってる? 中には気の利く人もいて、 「今日はもう痛くないんだけど、 ちょっと前にここが痛くて。 今の症状に関係してるかも、、 と思って言ってみました」 なんて言ってくれる人もいる。 いやいや、 その感じ、すごくありがたい。 こちらとしても、 「よし、それも踏まえて仮説立てよう」 って流れに入りやすい。 逆に、 「今日は痛くないのよ」だけで終わると、 こっちはその言葉の意図ごと 読み取らないといけないから、 けっこう頭使う(笑) 臨床って、こういうちょっとした やり取りの中に、“今じゃないヒント”が 隠れてたりするから奥が深い。 だから今日も、 “もう痛くない”と言われたあとの沈黙の間にも、 何か引っかかるものがないか? それを探しながら、施術してます。
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今日はここまで。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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