世襲は“批判”と“期待”の表裏一体「整体知恵袋,com」

こんにちは
整体知恵袋のたなかひろやすです。
総裁選が終わり、
女性初の総理大臣が誕生しますね。
メキシコでは昨年、
女性初の大統領が誕生。
少し昔を振り返れば、
イギリスには“鉄の女”サッチャーが。
こうしてみると、政治の世界でも
「新しい風」が
吹き始めているように感じます。
ただ、同時に注目したいのが
対抗馬であった進次郎氏。
父は総理経験者、その父も政治家。
ネットでは批判的なコメントも多かったですが、
裏を返せば、それだけ
“見られていた”
ということでもあります。
人は、誰かを批判するほど、
その人に「期待」しているものです。
ワタシも似たような立場です。
いまの院は、
父(=おじい)から受け継いだもの。
世襲ではないけれど、
患者さんの中には
こういう方もいるでしょう。
「おじいだから通っている」
「おじいの人柄で続けている」
そう言われれば
グウの音も出ません(笑)
でも、立場を変えればよくわかります。
たとえば、美容院。
いつも担当してくれた美容師さんが
独立したら、多くの人は
いままで通っていた美容室ではなく、
その人のもとに行きます。
セミナーも同じです。
同じ内容でも
「誰が話すか」
で人の反応はまるで変わる。
つまり、人は
“技術”よりも“人”を
選ぶ生き物なんです。
そして人は比較でしか
判断できない生き物。
親から子へ、先代から次の世代へ。
その交代の時に、
どうしても起こるのが“比較”。
「前のほうが良かった」
「やっぱり○○先生じゃないと」
これは仕方のないことです。
でも、そこで焦って
上書きしようとすると、
逆に違和感だけが残ってしまう。
【新しい人には、新しい上書きを】
今いる患者さんに対しては、
先代(おじい)の印象を超えるのは
そう簡単ではありません。
でも、
新しく来てくれる人たちにとっては、
“いまの自分”が
ファーストインプレッションになります。
つまり、そこからは
自分のやり方で上書きできる。
その上書きができた時、
ようやく“次の世代”として
院が続いていくんだと思うんです。
世襲の良し悪しは、
立場によって変わる。
けれど大事なのは、
「誰のために続けているか」。
批判も比較も、結局は注目の裏返し。
だからワタシは思うんです。
おじいを超える必要はない。
自分のやり方で
誰かの役に立つことが、
何よりの継承なんだと。
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今日はここまで。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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