「痛みがないから大丈夫」ではない「整体知恵袋.com」
整体知恵袋の田中です。
今日は「痛みがないから大丈夫」ではない。
という話をさせていただきます。
昨日の夕方、患者さんから電話がありました。
「〇〇ですけど、
明日、予約を入れていたんですが、
だいぶよくなってきて、大丈夫そうなんで、
キャンセルします」
という事でした。
「大丈夫」と言う言葉の裏…
「大丈夫」
患者さんが通院しなくなる言い訳、
ナンバー2くらいの常套句ですが、
この患者さんはそんなこともなく、
腰痛がよくなる過程がお互い、
目に見えてよくわかるような回復ぶりでした。
都合、2回でよくなったみたいです。
日常生活が難なく出来るようになり、
そのまま来院しなくなり、
疎遠になる患者さんが多い中、
わざわざ、電話をくださり、
「よくなったからもう行かない」と
報告してくださることは、
ありがたいことです。
って、
今日はそんな話をしたい訳ではありません。
本題はここから。
ぎっくり腰でだいぶ症状が
よくなった患者さんが、
「もう全然、大丈夫!!」
と言う傾向があります。
ですが、いろんな動きをしてもらうと、
まだまだ動きに左右差があったり、
ちょっとした動きが出来なかったり、
プロから見ると全然、
大丈夫じゃない人が多いんですよね。
(こう言う人に限って、ぶり返しが多いんです)
患者さん本人も、自分の体の状態を
過信している訳ではないと思うのですが、
「自分の体だもん。よくわかるのは自分だけー」
「少し違和感があるけど、大丈夫っしょ」と
心のどこかで、思っているフシがあります。
ですが、この考え、非常に危険なんです。
患者さんに限らず、私たち人間は、
自分に都合の悪いことや、
情報を無視したり、
過小評価したりする特性が元々あります
この事を「正常化の偏見」と言います。
この話が特に話題になったのは、
3.11の東日本大震災のころ。
「ここまでは津波は来ないから大丈夫」
「昔の地震でもそんなに
高い津波は来なかったから大丈夫」
と言うような考えでいたので、
命を落とされた方が多かったようです。
この正常化の偏見は
人間の性(さが)としてあるので、
どうしようもないもののようですが、
これを、「いい話、聞いたなー」で
終わりにするのは簡単。
無視したり、
過小評価するという特性を使って
先生の院で患者さんに
何か出来ることはないか?
考えてみてくださいね。
追伸:
2回で腰痛がよくなった
患者さんの症例紹介はこちらから
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今日はここまで。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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