18年越しの謎が解けた「整体知恵袋.com」
整体知恵袋の田中です。
今日は
「18年越しの謎が解けた」をテーマに
お話させていただきます。
今日の内容を知ることで、
どんな些細な出来事でも、
時間はかかるが理解できる日が来る、
施術で疑問に思ったことはムダじゃない、
と言うことが分かります。
最近読んでいた本に
「三角筋の中部は羽状筋」
さらに別の本には、
「前脛骨筋は羽状筋」
と書いてあるじゃないですか…
この時、ぱこーんっと
中国に行ったときのあの場面が甦りました。
「これか…」
2002年の3月に中国の天津中医大学に行きました。
私は鍼灸師ではないですが、
勉強している身体均整法という手技が
経絡も使うので、昔から興味があります。
当時、同じ職場の鍼灸先生がツアーで
中医大学に行くから、仕事を休む、と聞かされ、
何か直感的に感じ、
院長にわがままを聞いてもらう形で
鍼灸先生と中国に行ったんです。
そして、天津で鍼灸の凄さというか、
遠隔治療の奥深さを
目の当たりにすることになったんです。
この大学は治療院というか
総合病院のような感じで、
按摩、鍼、接骨、推拿、漢方みたいに
細分化されていました。
鍼灸と推拿の勉強をしに行ったので、
鍼灸科の方に先生が案内をしてくれました。
その時、
「ハイ、コノ方ハ、肩ガ挙ガラナイ」といい
男性患者さんに肩を挙げさせました。
(先生は日本語が話せる)
患者さんは苦悶の表情をしながらも
挙がらない肩を挙げようとしますが、
胸より上には挙がりません。
すると、先生。
脛に鍼をプスっと。
「ハイ。挙ゲテミテ」
と言いながら患者さんの手首を下からすくい、
挙げて行くと…
完全ではありませんが、
ホイホイっと腕が挙がるじゃないですか!!
もう、その時の私は「なんじゃこりゃー」です。
これは何が何でも、
今の穴を聞かないと、日本に帰れない!!と思い、
すかさず、先生に
「今の場所はどこですか?どこですか!?」
と聞きに行くと、「ン?ジョコウ ダヨ」と。
「ジョコウ?」
部屋に帰り、経絡経穴の本をみたら、
おぉ~。胃経の条口、かと。
しかし、なぜ、条口を刺激すると
肩の行くのか分かりませんでした。
相克?相生?
ナンデショウ?
なぜ条口にピンポイントなのかも分かりません。
でも、筋繊維が羽状筋、という共通点を
18年経ってから知ることができました。
もし、先生が肩の症状で困ってる患者さんが
来院されたら、まずは胃経、条口あたりを
見てみてください。
鍼がさせれば、ぜひ使ってみてください。
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今日はここまで。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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