新しく学んだテクニックが効かない訳「整体知恵袋.com」
こんにちは。
整体知恵袋の田中です。
セミナーに参加したり、
本を読んだりして、
新しいテクニックを知ったり
学んだりすると、なんか
レベルアップした気になりますよね?
そしていざ、患者さんに
そのテクニックを使ってみても
「あれ?なんか違う💦」
みたいなことありませんか?
今日は
「新しいテクニックが効かない理由」を
テーマにお話させていただきます。
私は最近、ある本を
15年ぶりに読んでいます。
読み返していて気づいた点が1つ。
これを知ることで
ワンパターンの重要性を知ることができ、
「やっぱり先生じゃないとダメだわ」と
患者さんに言われるようになるでしょう。
この本は鍼灸の本なんですが、
私が勉強している身体均整法にも
この先生の考えが結構使われていて、
そんな理由から、昔、買いました。
興味深かったのは、
この本の先生、施術に入ったら、
ほぼ全員同じ経穴(ツボ)に
刺激を加えているということ。
つまり…
いきなり患部にアプローチしない。
いきなり関連箇所にアプローチしない。
私なりに考えると、
患者さんの
「体の平衡」を取る、
そんな意味もあるんでしょう。
まずは、先生がいうところの「要穴」に
灸なり鍼なりで刺激をいれています。
私は鍼灸師ではないので、
なんで初めにその要穴に
刺激を加えるのか分かりませんが、
これをすることで、地ならしと言うか、
患者さんの体がこれから入れる刺激に対して
準備するのかもしれません。
(言葉が悪いですが前戯みたいなもの)
これって施術をする上でも
非常に大事なことだと思うのですが、
セミナーに出たあととかって、
やたらとそこで学んだテクニックを
使いたくなったり、本を読んで、
良さそうなテクニックがあれば、
それを取り入れてみたり…
でも、ちょっと待ってください。
患者さんはその新しいテクニックで
よくなったわけではなく、
従来、先生が使っていたテクニックで
よくなっているので、
患者さんの体からしたら
“よくなるスイッチ”が入らない。
なので、
いきなり新しいテクニックを使う前に、
先生がいつも、普段から、昔から、
使っているテクニックを先につかうことで、
患者さんの“よくなるスイッチ”が起動され、
他の刺激も受け入れやすくなるのでは?
と考えました。
いきなり施術の流れをガラッと変えるのではなく、
少しずつ変えていくことが大事かと。
新しいテクニックを学んで
患者さんに試したい気持ちが分かりますが、
まずは、その患者さんが
よくなったテクニックを行使する、
そのあとで、新しいテクニックを使う、
こんな風に使うと患者さんの症状も
改善が早くなるかも知れませんね。
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今日はここまで。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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☆☆追伸☆☆
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