高齢者の交通事故の原因?「整体知恵袋.com」
こんにちは。
整体知恵袋の田中です。
今日は「身体の面からみた
事故の起こりやすい原因」を
テーマにお話させていただきます。
高齢者の車の事故が増えていますね。
自動運転もいいんだれども、
先ずは障害物に対して反応する機能を
もっとなんとかしてほしい。
と言う話は置いといて、本題。
こういった事故の場合、
ほぼ100%、
「アクセルとブレーキを踏み間違えた」
ということのようですが、
若い人からしたら、
「んなアホな」みたいな話。
でも、実は
「踏み間違い」に
高齢者特有の体の衰えが
隠されているんです。
高齢者になると、
特徴として現れるのが小股歩行。
これは内転筋の機能低下、
背中が曲がることで、
踵重心になるのは難しく、
そのため膝を曲げざるを得なくなり、
(屈筋の収縮も関係ありますが)
どうしても爪先重心になってしまう。
爪先重心になると
足関節は常に底屈状態。
と同時に、
足関節を背屈するための
前脛骨筋は常に伸ばされている。
実はこれが事故を起こす問題で、
本人が背屈しようとしても足が上がらない。
上げているつもりでも、上がっていない。
だから、
車の運転でも本人が上げたつもりで、
アクセルからブレーキに踏みかえてると勘違い。
ブレーキを踏んでいると思い、
ガッと(アクセルを)踏む。
そして車が暴走する…
身体均整法の創始者 亀井師範も
【歳を取ると爪先に重心をかけ、
膝を屈して歩くので背屈ができにくくなる」
そして、
身体均整法的に観ると、
前脛骨筋の関連臓器は肺と脳なので、
納得できる部分はあります。
この亀井師範の話は、昭和30年代。
当時の平均寿命は男性で
大体、63~67才。
今と比べるとだいぶ若い年代ですが、
これくらいの年齢の時から
運転は注意しないと
いけないという警鐘かも知れませんね。
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