調整しても戻ってしまう股関節の痛み「整体知恵袋.com]」
こんにちは。
整体知恵袋の たなかひろやす です。
今日は「股関節痛」をテーマに
お話させていただきます。
股関節が痛いという患者さん。
病院に行くと、
歩きが少ないから歩きましょう。と。
言われ歩きに歩いた、日に10,000歩。
痛くて痛くて、時には泣きながら歩いていたと。
そして、もう我慢できない、となり、来院。
肘や肩が痛いと、
「使わない方がいいから安静に」と言うのに、
膝や股関節が痛いと、
加減しながら使いましょうになるのか?
そんなわけで今日は股関節痛の臨床例。
(上の話とこれから話す人は別の人です)
3か月半ぶりに来られた女性のAさん。
この方は、いつも左の鼠径部が痛くなる。
施術をするとそれなりによくなるけれど、
しばらくしたら、また痛くなる。
仙腸関節の調整をしても戻ってしまいます。
均整法古典によると、
屈曲外転、
伸展したままでの内旋に引っ掛かりがあると
循環器に負担がかかっていると書かれている。
この場合、
胸肋関節R2/3に緊張が出ているので
(心筋の異常傾斜)
そこを緩めるだけで股関節の屈筋がやりやすくなる。
場合によってはこれだけで
屈曲外転も内旋もやりやすくなります。
仙腸関節の調整ができればなおいいですが、
この方の場合、仙腸関節を調整しても
戻ってしまうので…
恐らくは
内界(循環器系統)からのものかと。
もし、先生の院に
股関節痛(じゃなくても)で、
仰臥位で股関節屈曲、
下肢の内旋がやりにくい、
屈曲外転がやりにくい。
なんて患者さんが来られたら、
胸肋関節R2/3部を緩めてみてください。
(これは左だけです)
今回の例のように、
筋、骨格系でアプローチしても戻る、
または、
変わらないのと言うのであれば、
それは内界からの投影の可能性があります。
変形まで行ってしまうと
根治は難しいですが、
ある程度の股関節痛の場合、
循環器系統と関連している場合が
多い感じがします。
人生100年時代ですから、
若い世代の患者さんに対して、
本人が感じていない歪みを見つけだし、
それに対して
早めのケアをして差し上げてください。
経験上、若いうちからのケアは
高年齢になってからの
体の痛め具合が格段に違います。
こちらも読んでもらうと嬉しいです
↓
高齢の新患さんに共通すること
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今日はここまで。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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