技術は使わないと覚えないし、実にならない「整体知恵袋.com」
こんにちは。 整体知恵袋のたなかひろやすです。 先日、京都で行われていた勉強会に 参加して来たんですが、 初学者向け講座だったこともあり、 キャリアが短い先生が多かったです。 とは、言っても、
講座の中身は全く初学者向けでもなんでもなく、 25年やっているワタシでも、 目から鱗の内容です。 また、 講師先生が鍼灸師でもあるので、 そのつながりで鍼灸師先生が 更なる知識、技術を得るために 受講している感じでした。
もちろん、セカンドキャリアとして 技術を修めようとしている方もいました。 講師先生のティーアップもあり、 練習時間も受講者からの視線を感じ、 臨時講師的な感じで、 習った操法の手勝手や、 張力、角度の取り方など、 教える側にもなったりもしたんですが、 受講者のほとんどは 習った操法に関する症状を診たことがありません。 一方、ワタシは 今回の習った操法(肋骨)に関する 患者さんを施術したことがある。 これが、ワタシが見たことない症状に 対しての操法だったら、 ワタシも手が少し、止まっていたことでしょうし、 教えを乞われても、的確な返事や実技のポイントを 教えることはできなかったと思います。 で、 何が言いたいかというと、 いくら、新しい技術を学んでも 「これって使う時がくるの?」 と疑問が湧くわけです。 実習中は、受ける側も受講者だし、 ある程度の信頼関係ができているので、 なんとなく施術効果が出る感じがします。 でも、 実際、自分の院で患者さんに使ってみると… 「あれ?なんか違うし、 思ったより効果が(でない)」となりがち。 こう言うことが起きるので、 いつの間にか自分が得意な、 元から使っている技術に戻ってしまうんです。 こうならないためには、 とにかく、使う。 その技術にマッチする 症状の患者さんじゃなくても、です。 こうすることで、 技術にマッチするときの患者さんの体の状態と マッチしないときの患者さん (要はなんともない人)の体の違いが分かるようになるから。 こういう訓練をしておくと、 本当にその技術が必要な時に パッと手が動くようになります。 患者さんもやってもらうことが 増えるから、よろこんで協力してくれますよ。
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