触診を極めるためのRule of 3’s「整体知恵袋.com」
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こんにちは。 整体知恵袋の田中です。 「手が目になるまで10年」 学生時代、H田先生に言われましたが その倍はすでに経ちましたがまだまだです。 触診って難しいですよね。 昔、古参先生に院にお邪魔した時、 教えていただいことで、 「椎骨は毎日(変位を意識して)触りなさい」 と言われました。 触診力が上がれば、 痛みの原因場所が的確に探ることができます。 そうなれば、症状改善もしやすくなり、 患者さんからの信頼信用度もあがります。 そんなわけで今日は 「脊椎(胸椎)の触診法」をテーマに お話させていただきます。 実は胸椎には 「3の法則」 というものがあります。 これは12個の胸椎を 3つずつ、4区画に分けて、 それらの棘突起と横突起の関係性を説いたものです。 これを理解… 知るだけでも 触診力は上がるはず。 では、いきます。 【棘突起】 ✓D1~3 頸椎のように後方へ伸びた棘突起になっています。 なので、 棘突起は同じ椎体の横突起と同じ高さにあります。 ✓D4~6 ここは少し下向きの横突起。 なので、 棘突起先端は同じ椎体と 1つ下の椎体の横突起との間の途中にあります。 ✓D7~9 ここの棘突起は、かなり下を向いているので、 棘突起は1つ下の椎体の横突起と同じレベルにあります。 ✓D10~12 ここの棘突起は腰椎のように再び水平に伸びています。 【横突起】 ✓D1~3:横突起は棘突起と同じレベルにある。 ✓D4~6:横突起はそれぞれの棘突起と1つ上の棘突起の中間にある。 ✓D7~9:横突起は上位椎体の棘突起レベルにある。 ✓D10~12:横突起は棘突起がより水平となっているので、 上記3グループとは逆になる。 (D10はD7~9と、D11はD4~9と、D12はD1~3に類似している) 多少ずれていても問題ないと思うんですが、、 脊髄神経反射を使う時、 ずれたら全く意味をなさないので 注意しないといけません。 また、ロベットブラザーの法則を 使う時とか(あるんか?)覚えておくと 的確に刺激を加えることができると思います。
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今日はここまで。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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