15分の濃さが、変わった「整体知恵袋.com」

こんにちは 整体知恵袋のたなかひろやすです。 ジムで走るときは 何かしら動画を流しています。 走る時間はおおよそ15分。 何も観ずに黙々と走るのが苦手なので、 気を紛らわせるために、 どうでもいいゴシップ系の動画。 「有名人がまた不倫した」 とか、 「最近YouTubeに出てこないあの人の現在」 とか。 べつに興味があるわけでもないのに、 なんとなく流して、 なんとなく15分を消化していました。 でも最近は、 そのゴシップ動画の代わりに、 昔の均整法の勉強会の映像を観ています。 そう。。 昔の均整法の勉強会の ビデオがデジタル化されたんです。 そのシリーズを観るのが、 最近の小さな楽しみになってます。 そして気がつきました。 15分が、あっという間に終わっている。 いや、時間は同じなんですよ? マシンのスピードも、 汗の量も、 息の上がり方も変わらない。 でも、、、 時間の「濃さ」が、明らかに違う。 昔の勉強会の映像は、 音もクリアじゃないし、 画質も今みたいにきれいではない。 けれどそのぶん、 言葉の重みや 空気の手触りみたいなものが伝わってくる。 今になってようやくわかる。 当時の講師の一言が、 今の臨床でどれだけ響くのかを。 「うわ、それ10年前から悩んでたやつ…」 「なるほど、そういう観点があったのか…!」 この【点と点がつながる快感】がたまらない。 しかも、走りながらだから体も使っている。 身体で観て、身体で吸収している感覚すらある。 勉強って、 机に座って本を開くだけじゃない。 知りたいと思う気持ちが、 どこにいても、 どんな状況でも 学びのスイッチ を入れてくれる。 そして気づけば、 あっという間に15分が過ぎている。 昔のワタシは、 「移動時間」 「すきま時間」は、 ただの“空白”だった。 でも今は違う。 自分の中に引っかかっていた 「問い」を 持ったまま生活していると、 その時間すら、ぜんぶ“学びの時間”になる。 知りたくて仕方がない。 自分が今見ている世界を もっと深く知りたい。 見逃してきたことを もう一度ちゃんと拾いたい。 よくやく均整法の中身というか、 そう言う意味で刺戟を入れているんだ。 調べても分からなかったことが そういう理屈でそうなっているのか。 というような感じで 色々と繋がってきました。 いまさら。 でもそれが、今はすごく楽しい。 15分をどう過ごすか。 その選択が、いつのまにか 自分の施術の「質」に 直結しているような気がしてならない。 今日も、走る予定。 いつものように、映像を流して。 たぶん今日も、 15分はあっという間に過ぎていく。
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今日はここまで。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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