足の痺れはすべて坐骨神経痛なのか?「整体知恵袋.com」

こんにちは 整体知恵袋のたなかひろやすです。
「腰が痛くて…痺れもあって… もう20年くらいになるんです」 こう言う患者さんが来られたとき、 まず思うのは、 「ここに来るまで、 一体どこで何をしてきたんだろうか…」 ってこと。 さて、この方、 後屈(伸展)すると 痺れが強くなるという。 おじいがドヤ顔でこう言う。 「これは、坐骨神経痛やな!!」 「これはなかなかよくならんぞ!?」 後屈して痺れってぇと ケンプテストのような感じもしないでもない。 まぁでも ケンプテストって本来、 伸展+回旋なんだけど、 この方はただの後屈で痺れが出る。 横で聞いていて、 それ、坐骨神経痛じゃないんじゃないの? とも思ったけど、黙っておいた。 坐骨神経痛って言えば、 なんとなくそれっぽく聞こえる。 かといってヘルニアかと思えば そうではない感じ。 でも、 20年くらい痺れが出ている そんなとき、おじいは、 いや、そんなときじゃなくても仙腸関節 困ったときの仙腸関節 困ってなくても仙腸関節 とにかく何でも仙腸関節 おじいの口癖はいつも 「仙腸関節やらなあかん」 「腰痛はみな、仙腸関節」 仙腸関節、仙腸関節って、 念仏みたいに唱えているけれど、 症状に対してテクニックを変えるのであり、 テクニックを症状に合わせるものではない。 ワタシも日々、動きの確認を 重視してるけれど、たまに思う。 やっぱり、整形外科的な検査も大事。 視点の切り替え。 知識の棚卸し。 ひとつの技術や思想に固執しすぎないこと。 「検査」を更新できる人じゃないと、 良くなるはずの症状も、逃がしてしまう。 なんでもかんでも仙腸関節でよくなるとは ワタシは正直、思っていません。 でも、 仙腸関節調整でよくなる腰痛は 普通に椎骨調整する腰痛よりかは 多いと思います。 が、 椎骨調整をする腰痛も なかなか改善度が高い。 しかも、坐位のまま調整できるので、 患者さんも負担が少ない。 もっともっと向上させていこうと思っています。
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今日はここまで。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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