備蓄米の値下げと、技術のアップデート「整体知恵袋.com」

こんにちは。
整体知恵袋のたなかひろやすです。
最近、備蓄米の価格が
見直されるというニュースを目にしました。
備蓄してある米を出して、
価格を下げて流通させる。
倉庫で保存しておくより、
いまの需要や物価に合わせて
活用しようという考え方。
なんてことないニュースに見えて、
なんだか施術のことを思い出したんです。
それは、おじい(院長、父親)のこと。
昔から、「腰が痛い?仙腸関節や!」
と、問答無用でやるタイプ。
ふくらはぎが痺れると言えば、
「腓骨神経麻痺や!!」(たぶん違う)
「揉んでもよくなら」と言いながら
どうみても揉んでる。
ある意味、
「備蓄された手技」を
そのまま出し続けてきたわけです。
でも少し前からは
ちょっと変わってきていて、
「今日はもうしんどいから、任せる」
と、途中で施術を
譲ることも増えてきました。
それが、今では
さっさと片づけて帰ってしまう(笑)
技術のことも、
新しいことはほとんど口にしなくなった。
そんな背中を見ていると、どこか
「昔のやり方をそのまま握りしめているだけ」
のようにも思えてくる。
もちろん、
積み重ねた経験には価値がある。
でも、
時代や人が変わっていく中、
痛みのプロセス、痛む背景が変わっていく中、
やり方だけが止まってしまっていると、
その価値も少しずつ霞んでいくんじゃないか。
「技術って、持ってるだけじゃ意味がないな」
「いつまでも同じやり方にこだわってると、
気づかないうちに使えなくなっていくのかもな」
ワタシ自身もこの数年で、
腰痛の見方をかなり変えました。
以前は
「腰が痛いなら、足回り、首」
が当たり前だった。
でもいまは、
「どの動きで痛むか」を見て、
どの腰椎が動き制限を掛けているのかを読み解く。
結果、今のところ、
腰痛は腰椎を調整することが一番速い、という結論。
施術って、古い技術が
悪いわけじゃないんですよね。
悪いのは、
「その技術を変わらぬまま出すこと」
備蓄米だって、出さずに
倉庫にしまっていたら価値は下がる。
技術も同じ。
動かして、手入れして、
使ってこそ「いま」に届くものになる。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
今日はここまで。
最後までお読みいただきありがとうございました。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
【整体知恵袋メルマガ登録はこちらから】
姓
名
メールアドレス