いっぱい触ってもらえば満足なのか?「整体知恵袋.com」
こんにちは。
整体知恵袋のたなかひろやすです。
ボクシングの統一王者
井上“モンスター”尚弥選手。
彼の試合はいつも
「何ラウンドで決着がつくか?」
というのが話題になります。
ボクシングは12ラウンド制ですが、
「何ラウンドでKOするか?」
という期待を抱いています。
これはこれでボクシングの
楽しみ方の一つではあると思います。
でも残念なことに
施術になるとそうもいかない。
例えば、ぎっくり腰。
最近診たぎっくり腰だと、
10分かかるかかからないくらいで症状は改善。
患者さんは前屈できなかったんですが、
ちょっと腰をいじったら
前屈しても張りや痛みなく、
前屈できるように。
施術する側としては、
「もう終わり」です。
余計なことすると悪化するということは
経験を通し知っていますから、触らない。
でも患者さんからしたら、
「え?もう終わりですか?」
って言いながら時計を見る。
心の中で
(まだ10分くらいじゃん。
せめて30分はなんかやってくれ)
なんて言っている感じ。
ワタシからしたら
ぎっくり腰をよくする施術の対価に限らず、
施術の料金って
もっと高くてもいいと思うんですけど、
患者さんからしたらその価値が分からない。
ここに至るまでに
どれだけ勉強して、
どれだけ脂汗かいて
どれだけ悔しい思いして
たどり着いたかわからないでしょう。
わからないし、知ってほしいと思わない。
それが手技者として当たり前だから。
先の井上尚弥選手の試合でも、
他に数試合あるとはいえ、
2022年に行われた試合の一番高い席は22万
安い席でも11,000円です。
どの試合も早く終わろうが、
1ラウンドで終わろうが
誰も文句言いません。
でも、
施術はぎっくり腰みたいに短い時間で
スタスタ歩けるようになっても
「え?もう終わり?」って言われる。
改善が長ければ
「これだけ通っているのに」って言われちゃう
なんて辛い職業なんでしょうねぇ…
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