本音を言うと教えたくない膝が痛い患者さんへのアプローチ法「整体知恵袋.com」
整体知恵袋の田中です。
今日は
「膝」
をテーマにお話させていただきます。
今日の話を知ることで
かなりの確率で「膝」の症状に強くなれます。
なので、
「膝は苦手なんだよ」
と感じている先生には、
ぜひ知っておいて欲しい内容です。
鍼灸の考えでは膝と言えば「陽明胃経」を攻める、
というのが定石的にあります。
また、「太陽膀胱経」の秩辺から
会陽、長強のラインを緩める、なんて先生も。
ハムの緊張を取る、
膝蓋の動きをよくする、
大腿の緊張を和らげる、
など、色んなことをやってきましたが、
これから紹介することは、
それらを凌駕する効果があります。
膝が痛い患者さんに対して
うつ伏せで軽く膝を曲げてみると(臀屈)
・患側の膝は踵がお尻に付かない、
・曲げると太ももの前が張る、
・腰が張る、痛む、
・背中が張る、
・大腿が外に逃げる(足が開く)
・太ももの裏が突っ張る
などなど、色んな症状がでます。
ちなみに私が膝が痛い時に見る場所は、
・膝の内外旋、
・大腿ウラの緊張
・L2、(L3)
・D11
・D6
・股関節
・梨状筋
・ふくらはぎ
・足首の背屈
・膝蓋骨の動き
・近位の脛腓関節
・上前腸骨棘
・ベッドに片足を乗せ、踏み込み動作
・踵
などを見ますが、
最近、注目をしているのが、というか、
私が昔から研鑽を積んでいる
身体均整法の考えでは、
「膝は腎」
と言っているんです。
昔からこのことは知っていたのですが、
どうしてなかなかそれが信じられず、
身体均整法を学び始めて22年にしてようやく、
この意味が分かってきました。
なので、
膝の調子がよくない患側さんには
少陰腎経のラインを見ます。
かなり頑固で硬いですが、
時間をかけて緩ますことで
膝の痛みは改善してきます。
それに関連して、
足の小趾。
膝の調子がよくない患者さんは
小趾が伸びていない、丸くなっている、
小趾の裏にゴリゴリとしたものがあって
往々にして、かなり痛い。
この二ヶ所だけでも
かなり膝の痛みはよくなるので、
お試しあれ!!
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今日はここまで。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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