「痛いほうがよくなる」とか、まだ言ってるの?「整体知恵袋.com」
こんにちは。
整体知恵袋のたなかひろやすです。
少し前、患者さんが施術中に、
「ここの事、紹介しておいたよ」
と話してくれました。
それはそれで、嬉しいのですが、
続けて、
「痛いけど、よくなるよ、って言っておいたよ」
って言うもんだから、思わず、
「そこは、よくなるけど痛いよ?と言ってほしいw」
とツッコミ入れときました。
このやり取りで思い出したのが、
昔、院の近くにできた整体の話。
潜入して施術を受けにいきました。
まず先生がでかいw
とにかくゴリゴリする。
天宗と言って肩甲骨の真ん中も
平気でゴリゴリする
痛いと言っても
「ここを緩めないとダメなんですよぉぉぉ!!」
と言って聞かない。
電話が鳴り、手が止まったので、
その隙にお金を置いて
店を出ようと思ったくらい。
【もう二度と行きたくない】
そんな施術でした。
体はスッキリしたかと言えば、
疲労感すぐに来て、
スッキリどうこうの話ではなかったです。
「人によりけり」
と言ってしまえばそれまでだし、
ウチの院長(おじい)みたいに
「1回受けて、嫌だったら次は来なくていいんだ」
というのも振り切りすぎていて、
あまり関心しない思考です。
でも、
「痛くないとよくなった気がしない」
と言うのはどうなのか?
これ、刺激中毒と言われているもので、
これには身体均整法創始者の亀井師範も
「痛みの処方」という講義の中で
「風呂に入って刺激を抜かす」
と、遺しておられる。
また、
整体師の整体師と言われていた黒川先生。
先生の施術は受けたことはないですが、
講義録を読む限りでは、軽い刺激。
なんなら、棒灸で、熱を入れる。
体表に触れないわけです。
「この刺激で体は整う」とまで言い、
実践されていた。
受ける側にしたら、
「高い金出しているんだから、たくさん、触ってくれ」
と感じる人のほうが多いかもしれません。
チカラ技はやる側したら、
かなり体力を消耗します。
(ワタシはチカラ技派ではないですが)
受ける側目線で施術することも大事ですが、
長い治療家人生を考えたら、
体に負担がかからないやり方がいい。
それでいて、患者さんが満足するやり方だったり、
チカラ技はイヤだ。という患者さん層を見つける、
集めるしかないですね。
要は「触りすぎはよくない」
「強い刺激もよくない」
ということ。
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今日はここまで。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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