腰痛に関して大事な筋肉「整体知恵袋.com」
こんにちは。 整体知恵袋の たなかひろやす です。 今日は 「腰痛解消に大事な筋肉」を テーマにお話させていただきます。 その筋肉は「腰方形筋」 カンタンな筋肉(解剖)の本だと 起始が腸骨稜で 停止がR12,L1~L4のR突起とあるけれど、 実際はもっと細かくて 分担解剖学によると… 「腸骨稜から起こって 上4個の肋骨突起につく筋束は最後層。 肋骨突起から起こって第12肋骨につく筋束は中層。 主部の内側部が最前層をなす」 と、3層になっていると言えば、 トリガーポイントマニュアルには、 「腰方形筋は腹部の後壁を作る筋肉で。 前部は下位3~4腰椎の肋骨突起から起こり上外側方に。 後部は腸骨稜および腸腰靭帯から起こって上内方に走る(起始) 上方では前部はR12の下縁にほぼ垂直に付着し、 後部は上位3~4腰椎のR突起およびR12に付着(停止)」 とある。 むむむ。 なかなか複雑な筋走行をしている。 …が!! そんなことより(?) 臨床家であるワタシたちは、 “どういった状態が 腰方形筋からの痛みなのか?” の方が実は重要だったりします。 なので、 今回はそれをシェアしたいと思います。 腰方形筋にトリガーポイントがあると… ✓メインの痛みは下背部痛。 ✓寝返りを打つのがやっと。 ✓直立したり、歩く時にい痛みが生じる。 ✓咳やくしゃみは恐ろしい痛みを引き起こす場合がある。 ✓呼吸の補助筋でもあり、 深呼吸で腰が痛い場合、緊張している場合がある。 また、 ✓腰痛の前彎が消失している場合も緊張していることがある。 ざっとこんな感じ。 これらのことを言う患者さんって、 結構、来ませんか? そんな患者さんには、 腰方形筋を緩めましょう(*^^)v ちなみに腰方形筋、 トリガーポイントマニュアルの中では、 かなりページ数を割いています。 他の筋肉が数ページ、十数ページなんですが、 腰方形筋は80ページほど。 如何に重要な筋肉か?がこれだけでも分かります。 (足の長短の話とかも書いてあります) この、トリガーポイントマニュアル。 4冊で1,000ページをえているんですが、 世に出ているトリガーポイント関連の本の 原著とも言える本。 しかし、残念なことに現在は絶版… 古書で探せばあるのだけれども、 1巻、2巻だけが多く、 またその金額も足元を見ている感じで高い。 腰方形筋が載っている3巻は 【下肢編(1)】と副題があるけれども、 紹介されているのは腰部から臀部に筋肉がメイン。 ぶっちゃけ腰痛に関してなら、 この3巻だけあれば、事足りる感じではあります。 腰痛に関しては、 エクスナレッジが出している 「誰でもできるトリガーポイントの 探し方・治し方」 という本があるので、 それを熟読の熟読すれば、 ある程度の腰痛は網羅できるかと。
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今日はここまで。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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