背景を考えているか?「整体知恵袋.com」
こんにちは。
整体知恵袋の たなかひろやす です。
今日は
「背景を考えているか?」を
テーマにお話させていただきます。
春先になると、
庭木の手入れをして
腰を痛める人が増えてきます。
長い時間、しゃがみ込んでいるので、
腸骨筋が縮む。
ひと段落して、
急に立つもんだから、
腸腰筋がそれについてこれず、腰を痛める…
こんな話を患者さんが話すと、
ウチの院長(おじい)は
「草刈りなんかするから
腰を痛めるんや。
除草剤撒いたらえぇがな、除草剤を。
なんで撒かないん?」
と一刀両断。
そりゃ確かにおじいは、
除草剤で処理をするんでしょうが、
患者さんは、
庭でお花を育てている人、
地下水が通っていて、汲んでいる人、
地主で広い休養地の刈込みをする人など様々。
それを自分の尺度でしかモノを見ずに、
その人の(生活)背景を考えず、
自分がやっていることだけで言い切る…
というのはよくないですよね。
施術もひとつの見方しか知らないと、
それに固着してしまい、
「なんでよくならないんだ?」
とか
「こうなるのは、これしか考えられない」
とか
自分主体に思考に陥ってしまいがち。
そうではなく、
患者さんが痛めた背景が大事。
痛い場所も
実はそこが原因じゃないこともあるので、
全体的に俯瞰して見ることが必要です。
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今日はここまで。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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