感情を動かす施術「整体知恵袋.com」

こんにちは
整体知恵袋のたなかひろやすです。
うちのおじい(院長)は、
同じ話を、何度もする。
誰にでも、どんな患者さんにも。
だから、
よく通ってくれている人なんかは
「それ前にも言ってましたよね〜」って
返すようになってきた。
で、ふと思った。
なんで(またこの話か…)って思う話と、
(また聴きたい!)って思う話があるんだろう?
たとえば──
昔、読んでたマンガ
お気に入りの芸人のネタ
ずっと聴いてきた好きな曲
ああいうのって、何回でも
読みたいし、
観たいし、
聴きたい。
同じこと言ってるのに、
こっちは「またそれか…」で、
あっちは「もう一回見よ」になる。
この差、なんだろうなって考えた。
たぶん、
【感情が動いたかどうか】
だと思う。
笑った
泣いた
震えた
心が軽くなった
背中を押された
感情が動いた体験って、
もう一度味わいたくなる。
施術も、似たようなところがある。
ギックリ腰で来院した患者さんが──
調整して、スッと腰が伸びた
歩いても響かない
寝返りが打てた
「痛くない…」ってポロッと言った
その瞬間、
本人の中に何かが動いたのがわかる。
それはたぶん、
痛みが消えた以上に、
「やっとこの状態から
抜け出せるかもしれない」
っていう感情の揺れ。
そういう感覚があった施術は、
たぶんまた思い出してもらえる。
「あのとき、あの先生に助けられた」
って、ずっと残る。
逆に、
そうじゃないと──
こっちが“同じ話”を何回してようが、
“何をしてたか”すら忘れられていく。
つまり、
同じことでも、
『感情を動かせるかどうか』
で印象はまったく変わる。
最近、おじいの話を聞きながら、
そんなことを思った。
そしてふと、
自分に問いを返してみる。
あなたの施術は、
患者さんの
【心】
を動かしていますか?
「またあの先生に会いたい」
「もう一度あのときの感覚を体験したい」
そんな風に、
思い出してもらえる何かが、
ちゃんと伝わっているでしょうか?
話す内容じゃなく、残る感覚。
それがある施術は、きっとまた選ばれる。
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今日はここまで。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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