“逆“茹でガエル「整体知恵袋.com」
整体知恵袋の田中です。
「茹でガエル」の話って知っています?
あなたがもし、ビジネス書を
何冊か読んだことがあれば、この言い回しを
聞いたことがあるかもしれません。
どういうことかというと、
ぬるま湯に、カエルを入れて、
そのままお湯の温度を上げていくと
温度の上昇に気が付かずにカエルが
茹であがって死んでしまう。
ということ。
要は、ビジネスの変化に対応せず、
現状の居心地の良さに甘えることへの
警鐘の例えとしてよく使われます。
でも、今日の話は、この「逆」。
どういう事なのか?
実例を出して話したいと思います。
典型的な膝が痛い人の症状
Wさんは、七十代前半の女性。
3か月くらい前から膝の痛みあり。
病院で診てもらっても骨には異常はなく、
シップと痛み止めの薬をもらい、
「痛くなったらまた来て」
と言われたそうです。
日によって膝の痛む場所が変わり、
階段を下りる時がつらい。
屈伸も1/4くらいで痛そう。
自宅の二階に洗濯物を干しに行くときは、
そのつらそうな様子を見かねた
旦那さんが手伝ってくれるほど。
出掛ける時は念のため、杖をついて行く。
膝が痛い人あるある的な症状が出ています。
初めて院に見えたのは、
先月27日。
向かいの美容院さんの紹介でした。
2回目は今月1日。
3回目は6日。
この時点で本人曰く、
「まだ痛いのよー。
あまり変わってない」と。
膝なので、
正直、3回じゃなーと、
思っていました。
4回目は11日。
施術の前に、
「膝、どうですか?」と聞いてみると、
「動くとまだ痛いよねー」
と膝の屈伸を軽く。
この時、
(あれ?最初の時より曲がってるじゃん)
と心の中で思いました。
さて、施術開始。
今はどんな動きをすると
痛みや不快な感じが出るのか、
聞いてみる。
すると、
「そうねー。
あ、そういえば、出掛ける時に
杖、つかなくてもよくなったよ」
え?
えっ!?
「今日も朝から洗濯して、
二階に干しに行こうとしたら、
旦那が手伝うよ。と言ってくれたけど、
手伝ってもらわなくて大丈夫だったよ」
え?え?
それって、
最初よりだいぶ良くなってるじゃーん!!
と、ツッコんでしまうほど。
Wさんも、「あ、そうだね」と軽い感じ。
症状が重め、
長く患っている患者さんで多いのが、
こう言った感じの人。
すなわち、
自分の症状の居心地の悪さから、
いい方に向っているのに気がつかない。
ということです。
これが逆茹でガエルということ。
なので、それを理解してもらうため、
初診の問診で検査をしたり、
現状がどうなのか?というのを
細かく聞くことで、
何回か通院してもらった後に、
「まだ、よくならないね」と言われても、
いやいや、最初来てくれた時は、
こうでしたよ。と言えるわけです。
まぁ、それでも患者さんは
納得いかない感じの顔をしますけどね(笑)
なので、初診の問診の時は
出来る動き、出来ない動きを
細かく聞いて、記録しておくと
お互いのためになりますよね。
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今日はここまで。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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